フィジークとボディビルの違い【筋トレ】
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近年では、ボディビルは3つの部門から成り立っています。
フィジーク、クラシックフィジーク、ボディビルの3つです。
本記事では、フィジークとボディビルの違いを、両者の身体的特徴から探っていきます。
筋トレに興味がある方必見です。是非ご覧ください。
フィジークとボディビルの違い
フィジークの特徴
フィジークの特徴をざっと列挙します。
- 細いウエスト
- 広い肩幅
- 全身のバランス
- 髪型やサーフパンツも採点対象
- 下半身は採点対象外
- 大きすぎる筋肉は減点も
このような特徴を持っています。
こちらは、2014年から2018年までミスターオリンピアだった、
ジェレミー・ブエンディア選手です。
彼の体型は、ザ・フィジークでとてもかっこいいですね。
圧倒的なバランスと細いウエストを持ち合わせています。
ボディビルの特徴
一方のボディビルの特徴は以下。
- 筋肉の大きさ
- 圧倒的な絞り
- 筋肉の形・カット
- 全身採点対象
こちらは日本人で初めてIFBB プロボディビルダーになった
山岸秀匡選手です。
ボディビルの特徴をしっかりと捉えた体型ですね。
ビルダーはフィジーカーに比べ、ウエストも太い傾向があります。
両者の同じ点
- 絞りが大事
- ポージングが大事
似ているようで似ていない両者は、同じ点として挙げられるのは上記2点くらいでしょうか。
どちらも絞りはとても重要です。フィジークは特にウエスト周り(ミッドセクション)が重視されます。
また、ポージングの種類は異なりますが、
「強みを活かし弱点を隠すようなポージング」
というのはどちらにも通じるものです。
両者の違い
- 服装が違う
- 筋肉の大きさが違う
- 採点方法が違う
服装は、フィジークはサーフパンツ、ボディビルはブーメランパンツです。
フィジークのコンセプトは「海にいてかっこいい身体」ということで、それに則ってサーフパンツを履きます。
一方ボディビルは、下半身含む全身の筋肉が見やすいように覆う部分の少ないブーメランパンツを履きます。
筋肉の大きさももちろん異なります。
フィジークは大きすぎるのは減点になるため、適度な大きさに抑える必要があります。
そのため、オリンピア上位の中にはマシンなどで細部の筋肉をうまく鍛え、コンパウンド種目はやらない方もいます。(ステロイド前提のトレーニングです。)
ボディビルはとりあえず鍛えまくって、筋肉を大きくする必要があります。
採点方法は前述のとおり、下半身など違いがいくつかありますね。
体型別の向いている競技
肩幅が広い
ウエストが細い
手足が長い
ウエストが太い
筋肉のカットが綺麗
手足が短い
手足が長い人、肩幅が広い、ウエストが細い人はフィジーク向きです。
その逆がボディビル向きですね。
ボディビルはカットも大事なので、カットが綺麗だとなお良いです。
これらは生まれ持った骨格が大事になってくるので、自分の体をよく知っておくことが重要です。
まとめ
いかがでしたか?
本記事では、ボディビルとフィジークの違いをまとめました。
どちらも向き不向きがあるので、自分の体を知ることが大事ですね。